薬膳の基礎知識 [ 会員専用 ] 






中国における薬膳の歴史は、たいへん古く、今から3000年以上前に書かれた「周礼」という聖典に、食医がいて王の飲食を管理し、季節 の陰陽の調和や味の配合などを考え、食物によって病気の治療や予防 を行っていたことが書かれています。
中国の伝統医学は、時代を生きた名医たちの病気と闘い続けた経験と治療成果を克明に記録した多くの医学書などが総括され、医療体系化した経験医学であり予防医学でもあります。幾多の変遷を経ながら発展を遂げた中医学の中に薬膳はありました。薬膳は、中医学の考え方に従い病気を治療するための治療食であり、また病気を予防するための健康食でもあります。

医の源は食であり、食物も中薬と同じように使用されるという「医食同源」・「薬食同源」の思想が基本にあります。そのためには、食物と中薬の性質や効能の知識を学ぶ必要があります。その知識があれば、食物や中薬を使って季節・環境・年齢に合わせた薬膳、体質改善・身体の強壮を目的とした「食用・食養」の薬膳を日常の食生活に活かすことができます。

▶︎ 中医薬膳学−中国伝統医学と三大古典